TAKASHI MURAKAMI〔村上隆〕

 

村上隆〔むらかみ たかし〕
1962年2月1日 ~

「カイカイ・キキ(Kaikai Kiki)」主宰、代表取締役。
キュレーター、コレクター、映画「めめめのくらげ」で監督を務めるなど
様々な顔を持ち、日本の現代アートを牽引するアーティスト。
最近は、Youtuberやプロゲーマーチーム等とのコラボやNFT作品の制作も積極的で、
これまでアートに興味がなかった世代からも注目を集めています。

アニメ好きである村上は、ハイカルチャーである浮世絵、琳派と、
ローカルチャーである漫画、アニメといった現代文化を接続させた
「スーパーフラット(SUPERFLAT)」の発案者でもあります。

両者は一見すると対照的にみえますが、
そこに「平面性」という共通点を見つけ、
双方を織り交ぜた作品でハイ・ローカルチャーの境界線を否定しました。

繰り返し登場するモチーフとして「Mr.DOB」「お花」があります。


2008年のオークションでは、フィギュアを等身大にした彫刻作品
「My Lonesome Cowboy」を出品。

この作品はなんと16 億円で落札され、
日本人芸術家のなかで最高落札価格を記録します。
これは村上隆の世界的な人気を裏付けることとなりました。

(2019年には奈良美智の「ナイフ・ビハインド・バック」が2490万ドルで落札され、日本人作家作品の落札記録を更新しています。)

その他、参加型アートフェア「GEISAI」を日本と台湾で年に1回ずつ開催するなど、
現在も若手のアーティスト育成を含め、精力的に活動しています。


【略歴】

1962年 板橋区に生まれる。アニメーターを目指すが挫折し、同じく興味を持っていた日本画を学ぶ。

1988年 東京芸術大学大学院修士課程の修了制作が首席とならず次席であったため、完璧主義な村上は日本画家への道も断念。

1993年 東京芸術大学大学院 美術研究科博士後期課程修了。博士論文「美術における『意味の無意味の意味』をめぐって」をもち、同大学日本画科で初の博士号取得者となる

1994年 ロックフェラー財団のACCグラントを得て、「PS1.ART PROJECT」の招待を受けニューヨークに滞在

2003年 ルイ・ヴィトンのバッグをデザイン

2005年 ルイ・ヴィトンとのコラボレーションで「ルイ・ヴィトン ミーツ ネオ・ジャポニズム」と題した製品を発表。

2007年 カニエ・ウェストの「グラジュエイション」ジャケットをデザイン

2008年 サザビーズにて等身大フィギュア「My Lonesome CowBoy」が1516万ドル(約16億円)で落札される。

2010年 ヴェルサイユ宮殿にて個展「Murakami Versailles」開催

2016年「五百羅漢図展」の成果として第66回芸術選奨文部科学大臣賞受賞


村上隆の作品は コチラ