MICHEL HENRY〔ミッシェル・アンリ〕

Michel Henry〔ミッシェル・アンリ〕

1928年∼2016年12月25日


花を描く画家で「コクリコの王様」、「幸福の画家」とも呼ばれたアンリは、
1928年フランス西部のラングルに生まれます。

パリ国立芸術学校で学び、画家としての人生をスタートさせました。
1985年にはサロン・ドートンヌの代表として初来日。
1988年にはミッシェル・アンリ・ジャポンを設立するなど、
日本でも人気の作家です。


画家であるブラジリエやカシニョールとは、
学生時代からの友人で、互いに影響しあった仲でもあったそう。

彼の魅力の一つである社交的で柔らかな人柄は作品にも現れており、
当時の芸術家たちの持つ薄暗い印象とは対照的で、
明るく幻想的な、人間味ある筆致で多くの花を描きました。

その幸福感に満ちた作品を見たフランスの美術評論家によって
peintre du bonheur(幸福の画家)”と称されるのです。


1952年にはフォルマン賞受賞。
以降も、ジェマイユ賞等栄えある賞を多数受賞し、
1984年にはレジオン・ドヌール勲章を受章しました。

作品はパリ近代美術館、ラングル美術館、モナコ公室をはじめ、
サウジアラビア王室、
多数の美術館に収蔵されています。


ミッシェル・アンリの作品は コチラ