JEAN-PIERRE CASSIGNEUL〔ジャン=ピエール・カシニョール〕
Jean-Pierre Cassigneul〔ジャン=ピエール・カシニョール〕
1935年7月13日 ∼
フランス・パリ生まれの現代画家、版画家。
カシニョールの幼少期、父親が高級仕立服を扱う洋裁店経営していたため、
身近にはモデルの女性たちがいました。
その影響もあってか、幼いころから女性を芸術の対象とするようになります。
13歳の夏、ドーヴィルの海岸で「砂の芸術」コンクールに参加。
周りが砂でお城を作っている中、
一人「砂で横たわる女性」を制作し審査員の度肝を抜き一等賞を獲得します。
カシニョールは主に女性をモチーフに描きますが、
このころから彼の方向性は決まりつつあったのかもしれません。
【略歴】
1935年 パリに生まれる
1952年 17歳でパリにて初個展を開催
1954年 パリ美術学校入学
1959年 サロン・ドートンヌ会員になる。
1964年 パリのティヴェイ・フォコン画廊にてカシニョール展。画商・為永清司と出会う。
1967年 リトグラフ制作を開始
1970年 初来日。東京にて展覧会を開催。
1981年 東京三越にて個展。黒柳徹子の肖像を描く。
1998年 講談社より画集「カシニョールの世界」刊行