JAMES RIZZI〔ジェームス・リジィ〕

 

James Rizzi〔ジェームス・リジィ〕
1950年10月5日∼2011年12月26日 

下地の絵の上に、切り抜いた絵をスポンジなどの台をつけて重ねることで、
立体的に見える「3Dアート」の創始者として有名です。

リジィは知らないけれど、絵はどこかで見たことがある
という方も多いのではないでしょうか。

リジィ 作品のアップ
作品は手作業によって、一つ一つ貼り付けられています。


今日ではゲームやVRなど、3D(立体)で楽しむことが出来る機会が増えていますが、
1980年代の人々にとって珍しく、見ていて楽しい彼の作品は、
アートに関心がある人だけでなく幅広い層から非常に高い人気を博しました。



都会の喧噪や雰囲気をカラフルな色彩で描いた作品は、
現在も世界中で価値が上昇し続けており、
美術愛好家やコレクターたちから未だ強い支持を得ています。

【略歴】

1950年 ニューヨーク・ブルックリンに生まれる
1973年 フロリダ大学芸術学部卒業
1974年 ナショナル・プリント・ショーに出品(ブルックリン美術館)
1980年 版画作品を立体(3D)化
1996年 アトランタ・オリンピック公式アーティストに選出
ルフトハンザ航空のジャンボジェットにペイント画
1998年 長野オリンピック IOC公式アーティスト
モントレー・ジャズ・フェスティバル公式ポスター制作
2011年 死去


ジェームス・リジィの作品は コチラ